多施設共同研究・未承認薬治験に積極的に参加
希少疾患である造血器疾患の臨床研究には、多施設共同研究が欠かせません。当教室は、日本臨床腫瘍グループリンパ腫グループ、日本成人白血病研究グループ、西日本血液臨床研究グループ、日本細胞移植研究会、関西ミエローマフォーラムなど、本邦での血液疾患領域を対象とした大規模臨床研究グループにおける臨床研究に積極的に参加し、標準治療の確立、ならびに新規治療の開発に役立ちたいと考えています。これらの組織において教室員は、班員やプロトコール委員、幹事、運営委員、プロトコール審査委員などとして積極的に関わっています。同時に、教室は通算180以上の未承認薬の臨床第I~III相試験に参画してきた実績を有し、常時、10~20の治験を実施しています。最新治療をベッドサイドに速やかに届け、ドラッグラグの解消に貢献したいと考えています。